金魚日記

金魚についてのブログです。初心者につき手探りで飼育をしております。

金魚ねぶた

今週の月曜日、東京ドームシティーの「ふるさと祭り東京2015」へ行ってきた。


東京ドームシティ公式サイト | ふるさと祭り東京 日本のまつり・故郷の味

 

祝日だったので混雑する昼時を避け、16時以降の安めの入場チケットを購入。20時までやっているので時間が余るかなと思ったけれど、結局最後まで目一杯楽しんだ。美味しいものを食することはもちろんながら、この空間に全国の選ばれし美味い物が集結し、それを望む限り自由にお腹いっぱい食べることが出来るという状況が何よりも気分を高揚させ、私を幸せな気持ちにさせていたように思う。※金に糸目を付ぬと腹をくくった場合に限る。

 

思い起こしてみて1番印象に残っているのは、食べ物ではなく祭りの演舞であった。

見るまでは全く期待をしておらず、秋田県の西馬音内盆踊りだったら見たいかなぁという程度だった。しかし、遅い時間に行ったので見れそうなのは最後のねぶた祭りだけ。一応見てみるかと近くへ行ってみたものの、間近で見るには見学用座席スペースの入場料別途1000円(1日中有効)を払わねばならず、座席の上の通路からなんとなく眺めることにした。

これが予想を裏切りとても感動した。本番より少人数の演舞であったが、ねぶたが孕む狂気に近い力強さがよく伝わり、ちょっとだけ涙腺がゆるんだ。

 

ねぶた祭りを見終わった後にせっかくなのでと青森県ブースへ向かったところ、ビニールで出来た金魚の飾りがたくさんぶら下がっているのを発見。

 

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これは一体何であろうかと物販スペースへ行ってみたところ、紙で作られた同じ形の「金魚ねぶた」というものが売っていた。ねぶた祭りで用いられる金魚の飾りらしい。(1500円の飾りを購入するか唸りながら悩んでいたところ、雰囲気に惑わされている、どこに飾るつもりだと同行者に全力で止められた。)

 

それにしてもなぜ金魚なのかと家に帰って調べてみると由来が面白かった。こちらのページ(http://www.nebuta.or.jp/kiso/kingyo/)に掲載されている内容をまとめると下記ような感じ。

  • 青森県は江戸時代から藩の保護の元、金魚(背びれのない「津軽錦」)の飼育や改良を行ってきた。
  • 武家屋敷で飼われていた金魚を初めて見た人が「気味の悪い生き物がいたぞ!」と言い出して巷で大騒ぎに。
  • 騒ぎを聞いたお武家さんが竹と紙で金魚を模したものを作り「これは幸せを運ぶ魚なんだよ」と配って回った。
  • 現物を見たいという人々の思いから金魚ねぶたができたものと思われる。

ちなみに「気味の悪い生き物」について、前掲したページの原文ママは下記のような記述になっている。津軽錦が可哀想なほどの散々な言われようである。

シッポは二つ三つに裂け、背びれが無く、頭はアバタで斑や赤色をしている。なお、その生き物は苦しそうに血の帯をひきずって泳いでいる

金魚ねぶたはこの津軽錦をモデルにしているので背びれがないのが元々の姿らしい。画像を見ていると背びれがあるものも見られるけれど、これは最近のデザインなのだろうか。発情期のオスにできる追星(白いボツボツ)が描かれており、鰓から出る泡をイメージしたヒラヒラも付いている面白いデザインだ。


通販で直径5cmほどの小さい金魚ねぶたを発見したけど、せっかく購入するならば見に行った時の方がいいと思いとどまった。今年の夏あたり、本物を見に行きたいな。